文化12年頃に、金澤地区に伝わり、家内安全・豊年満作・大漁・厄払い・供養の願いを込めて、祭事での奉納や民間の座敷等で舞われ、古くから人々の間で親しまれてきた。昭和15年〜昭和25年には大槌稲荷神社に仕える男衆により冬場の巡業を行い盛んに活動していた。
昭和53年には愛好会を発足し、大槌祭りにも参加するようになり、女性の踊り手も出始めた。東日本大震災以前には後継者不足により、演目も減少し、活動の場も狭まっていたが、地区外からも会員を募集し危機を乗り越えた。平成26年には保存会へと組織変更し、伝承に励んでいる。